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Q2.がんは治療後5年間再発しなければ”治癒”と言われることが多いようですが、肉腫も同じように考えてよいのでしょうか?肉腫が転移するとしたら、いつ頃、どこに生じる可能性が高いのでしょうか?
 

丹澤義一先生顔イラスト回答者:丹澤 義一先生

国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍科

 
 
 
 
A.肉腫においても根治的な手術を施行後5年間再発しなければ、治癒と考えてもよいと思います。
 

肉腫の場合、一部の肉腫を除き血行性に遠隔転移をする種類の肉腫が大半であり、肺転移という形で再発する頻度が高いです。
その他には、皮膚、筋肉などの軟部組織、リンパ節、骨などに転移が見られることがあります。

 

悪性度の高い肉腫の場合、転移を生じるのは術後2−3年以内が多いと言われており、この間は注意深い経過観察が必要と考えられます。
ただ、肉腫でも悪性度の低いものや非常にゆっくり進行する種類の肉腫もあり、5年以上経過してから局所再発あるいは遠隔転移という形で再発することもあります。

 

その後の経過観察については主治医と十分に相談なさった上で定期的な経過観察を継続するかどうか決定するのがよいでしょう。
 
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最終更新日: 2016年7月23日